今週の洋楽まとめニュースはテイラー・スウィフトに関する話題から。

　テイラー・スウィフトが、2023年の【IFPI グローバル・レコーディング・アーティスト・オブ・ザ・イヤー（年間最優秀アーティスト）】に選ばれ、再び地球上で最も売れたレコーディング・アーティストとなった。このタイトルは、国際的レコード業界団体IFPI（国際レコード・ビデオ製作者連盟）が毎年この時期に発表している、全ての国のフィジカル・セールス、ダウンロード、ストリーミングを総合し、最も売れたアーティストを決定するものだ。

　現地時間2024年2月21日に発表された、IFPIが選ぶ【グローバル・レコーディング・アーティスト】のTOP10にはK-POPから4組がランクインしており、その根強い人気が示された。SEVENTEENが2位、Stray Kidsが3位、TOMORROW X TOGETHERが7位、NewJeansが8位となっている。また、IVEが12位、NCT Dreamが15位に入り、TOP20に初登場した。

テイラー・スウィフト、2023年に最も売れたアーティストとしてIFPIが認定 2年連続4度目

　レディー・ガガが、「What's fortnight（フォートナイトって何）」とツイートして話題になってから約5年が経ったが、どうやらやっと何かわかったようだ。現地時間2024年2月20日に彼女は【フォートナイト・フェスティバル】に参加することを予告した。

ガガはこの際に、5年前のX（旧Twitter）の投稿を引用し、当時のスペルミスを「*fortnite」と正した。彼女はまた、ピンクのクロマティカ風の霧に包まれ輝く自身のフォートナイトのアバターのティーザーを共有した。米ローリング・ストーン誌によると、【フォートナイト・フェスティバル】の2ndシーズンが2月22日に開始される際に、ガガのディスコグラフィから選りすぐりの楽曲がゲーム内で使用可能になるそうだ。ガガがフェスティバルの中でバーチャル・パフォーマンスを行うかはまだ明らかになっていない。

レディー・ガガ、【フォートナイト・フェスティバル】でのパフォーマンスを予告？

　アリアナ・グランデとケイシー・マスグレイヴスが、2024月3月にリリースするアルバムのプロモーションとして、米NBCの深夜コメディ番組『サタデー・ナイト・ライブ』（SNL）に出演することが現地時間2月20日に発表された。

　マスグレイヴスは、俳優のシドニー・スウィーニーがホストを務める3月2日のエピソード、グランデはホストのジョシュ・ブローリンとともに3月9日のエピソードに出演する。

アリアナ・グランデ／ケイシー・マスグレイヴス、米TV番組『SNL』に来月出演

　さて、今週の米ビルボード・ソング・チャートでは、ジャック・ハーロウの「ラヴィン・オン・ミー」が通算6週目の首位を獲得。

　続いて今週2位には、2月11日にリリースしたビヨンセの新曲「Texas Hold 'Em」が初登場して、通算22曲目のTOP10入りを果たした。

【米ビルボード・ソング・チャート】ジャック・ハーロウ「ラヴィン・オン・ミー」通算6週目の1位、ビヨンセが2位に続く

　そして、アルバム・チャートでは、カニエ・ウェスト（イェー）とタイ・ダラー・サインのコラボレーション・アルバム『Vultures 1』が1位に初登場。

　『Vultures 1』は2人の初のコラボレーション・アルバムで、当初昨年の10月にリリースされる予定だったが、様々な事情により12月、そして今年へ延期が繰り返され、2024年2月10日にようやくリリースされた。

　カニエにとって『Vultures 1』は通算11作目の首位獲得作品で、同11作をもつブルース・スプリングスティーンとバーブラ・ストライサンドと並ぶ史上4番目の記録を達成した。

【米ビルボード・アルバム・チャート】カニエ・ウェスト＆タイ・ダラー・サインのコラボ初登場1位、アッシャーが2位に続く

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